『中国新聞-備後版-』2022年11月25日朝刊に掲載されました。
ー記事全文ー
課題解決へ 異業種間で連携を
広告代理店の第一エージェンシー（福山市西町）が備後圏域の企業などの参加を視野に、会社や地域の課題解決に向けて連携する取り組み「TEGO-LAB（テゴラボ）」を始めた。新商品の開発や情報発信など、各社が望む活動をホームページ（HP）で紹介。パートナー探しを支援する。
製造業やホテル運営、不動産、運送業などの26社が参加を決め、一部の企業が自社の課題をHPに投稿している。福山市のデニム製造会社は産地の知名度アップを目指し、異業種間や産学連携での商品開発を望む書き込みをした。釣り具の販売会社は「餌を入れる容器に、環境に良い素材を使いたい」として、連携先の企業を求めている。
HPには各社の事業や社会貢献の取り組みを紹介するコーナーも設けた。多くの企業にアピールするため、来年9月までに参加すれば初年度の会費を無料にする。第一エージェンシーは「備後圏域には多彩な企業があるが、異業種間の結び付きはまだ強くない。広告業の発信力を強みに、連携の事例を増やしていきたい」としている。 （村上和生）
『中国新聞-備後版-』2022年11月25日 朝刊
